爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

Macbook Airのrbenvに最新版のRuby2.0.0-p0をインストールする

以前の記事で、Macbook Airにrbenvとruby-buildでRubyの開発環境を構築しましたが、今回は、その環境に最新版のRuby2.0.0-p0をインストールしたいと思います。

brewのフォーミュラを最新にする

brew update
brew upgrade

brewの診断をする

brew doctor

環境変数のPATHの部分や、brew link、ruby_buildについてwarnningが出ていたので、修正しました。
環境変数のPATHは、ドットファイルの中でPATHを設定していた部分で最後にスラッシュをつけていた事が原因でした。

brew linkは、指定されたフォーミュラをbrew unlinkすれば解決しました。

ruby_buildについて

brew uninstall ruby-build
brew install --HEAD ruby-build

一度、アンインストールして、--HEADオプションをつけてbrew installしてみましたが、warnningは解消しませんでした。

rbenvの設定

現状では

rbenv install -l

としても、最新版のRuby2.0.0-p0はリストに表示されません。

cd .rbenv/plugins/
git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

gitから最新版のリストを持ってきます。
.rbenv/plugins/ディレクトリがない場合は、mkdirで作成します。

Ruby2.0.0-p0のインストール

homebrewを使用してopensslをインストールした場合、Rubyをコンパイルする時にSSL証明書の部分でエラーが出る事があります。
まず、そのための対策をします。

brew install curl-ca-bundle
brew list curl-ca-bundle
/usr/local/Cellar/curl-ca-bundle/1.87/share/ca-bundle.crt
cp /usr/local/Cellar/curl-ca-bundle/1.87/share/ca-bundle.crt /usr/local/etc/openssl/cert.pem

これで証明書が設置できます。

いよいよ、Ruby2.0.0-p0のインストールです。

RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl`" rbenv install 2.0.0-p0

意外と簡単にインストールは完了しました。

Ruby2.0.0-p0で開発する場合には、Ruby2.0.0に対応したbundler1.3をインストールする必要があります。

gem install bundler --pre

bundler1.3は正式リリースされていないため、--preをつけてインストールします。