爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

デザインはじめました

個人事業主になって、早3年目・・・
年度末のバタバタも収まってきたので、ようやくですが今年度の目標を決めました。
今までは、受託の会社やWEBサービスのASPでの機能開発等を経験して、個人事業主になってからも開発案件をメインにやってきましたが、今年度は主軸をデザインに置いて、デザインの勉強をしようと思います。

自分自身は、専門学校出てから、すぐに3Dコンピュータグラフィックの会社にデザイナーとして就職したので、デザインに関しては全くの門外漢ではありません。
しかし、開発畑で仕事をしていくうちに、開発関連の新しい技術の勉強に忙殺されるあまり、デザインのセンスを磨くことをすっかり忘れてしまっていました。

受託の会社では、専門のデザイナーがデザインを担当していたので、デザインに関しては全く口出しする機会はありませんでした。
ASPの会社でも、デザインはデザイナーが担当していましたし、何より、今までのサービスのテイストを大きく変える事などは不可能なので、頭の中にデザインと言う言葉すらないような感じでした。

個人事業主になってからも、開発関連での引き合いが多く、デザインに関してはクライアントの指名したデザイナーさんと組んで仕事をするか、自分の知り合いのデザイナーさんをクライアントに紹介するかと言った感じで仕事をしていました。

昨今では、デザイナーさんがPHPRubyJavascriptなどの言語を勉強して、オールラウンドで活躍されているのを目にする機会も増えてきました。
しかし、逆にエンジニアがデザインを勉強してオールラウンダーに活躍すると言う話は、あまり聞きません。
「デザインはセンスだから・・・」と言う人もいるでしょうが、自分は技術者でも、デザインを勉強する事である程度のメリットはあると感じています。

受託の会社に居た頃から感じていた違和感の様なものなのですが、技術者が完全にデザイナーさんにデザインを一任しているので、なかなかデザイナーさんとのコミュニケーションが取りにくいと感じていました。
個人事業主になって、クライアントから紹介されるデザイナーさんと仕事をする時、その違和感はハッキリとした形で現れました。
デザイナーさんそれぞれに、独自の仕事の進め方があり、こちらからコミュニケーションを取ろうにも、人によって色々なアプローチが必要であると気づかされたのです。
自分は、基本的にデザインの大枠を決めてもらって、それに機能を当て込んでいく方法を取っていますが、デザイナーさんの中には、完全にデザインがFIXしてから機能を当て込んで欲しいと言う人や、開発者はディレクター的立ち位置で、デザインに関しても意見を出して欲しいと言う人など、様々でした。

そのような経験を通して、自分でもある程度はデザインについて意見できるだけのスキルが必要だと感じた訳です。
もちろん、何の実績もない、いち個人事業主が「デザインも始めました!!」と言って、すぐに仕事が取れるほど甘い世の中ではありません。
当然、デザインにシフトする分、収入も減ることでしょう。
それでも、今、デザインを勉強しようと言う思いが自分には強いのです。
収入減などは、勉強のための投資だと思えば苦にはなりません。

と、偉そうなことを言ってはみたものの、私自身のデザインに関するスペックとしては、フォトショップは、少し使える程度。
イラストレーターに関しては、触った経験すらありません。
知人のデザイナーさんに相談したところ、FireworksがあればOKと言われましたが、それすら意味不明です。
ただそれらのツールについての使い方は、ネットで調べればいくらでも出てくるものです。
技術系でも、新しいIDEなどには、すぐに飛びついていたので、問題ないと思っています。
あとは、デザインセンスです。
こればかりは、一朝一夕にはいきません。
そのために、一年間かけて真剣に取り組むのです。

今後、個人事業主として、何かWEBサービスやアプリケーション開発も視野に入れています。
今年の経験は、その時に、きっと生きてくると信じています。

と言う訳で、今年度の目標は「デザインを勉強する」事にしました。
デザインを勉強した成果は、自分の名刺をリニューアルし、自社のHPを立ち上げる事に活用していきたいと思います。

まずは、デザインでお金を頂けるレベルまで・・・を目標に頑張りたいと思います!!