爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

ランサーズとクラウドワークス

最近、色々と話題のクラウドソーシングですが、私も色々と利用させてもらっています。
特に、有名なのは、大手老舗の「ランサーズ」と、最近、話題の「クラウドワークス」ではないでしょうか?
私は、両方ともに利用していますが、その雰囲気や仕事の流れは全く違います。


ランサーズで、コンペ形式で仕事をした場合、まず修正依頼などのメッセージは来ません。
クライアント様から評価の星も、滅多に付く事はありません。
基本的に、何もないままに期限が過ぎ、その後、有望なものに修正依頼が来る感じです。


それに対し、クラウドワークスでは、少しでもクライアント様の琴線に触れる提案であれば、期限内にドンドンと修正依頼や提案などが来ます。
評価の星も、1つから3つまで、マメに評価してくださるクライアント様が多いように感じます。


これは、サイトの使い勝手だけの問題ではないと感じています。
ランサーズの方は、クライアントに業者の方が多いのではないでしょうか?
期限内に、集められるだけデザインを集めて、それをエンドのクライアントへ提案しているように感じます。
ランサーズの方が、クラウドワークスに比べて、選定期間が1週間長いせいもあるのでしょう。
全般的に、ゆっくりとコンペが進行しているように感じます。
提案した事を忘れた頃に、修正依頼が来て、驚く事もしばしばあります。
またクライアント様の提案に、追記や修正が多いのも特徴です。
諸事情で、コンペが中止になる事も多いのも、業者の方が登録していると感じている理由です。


クラウドワークスの方は、クライアント様が直接、案件を登録しているので、マメに評価の星を付けてくださったり、提案や修正依頼があるのではないでしょうか?
ユーザビリティ的にも、クラウドワークスの方が、直感的で解りやすく感じるせいもあるのでしょうか?


ランサーズの方は、クライアント様が付けてくださった評価の星を、他の人が見られない仕様になっています。
また、ユーザー同士で評価を付ける仕組みもあり、これは他人にも公開されます。


クラウドワークスでは、評価の星を他人が見ることが出来るため、高評価の提案に似た提案が増えると言う傾向もあります。
まぁ、それをブラッシュアップと考えれば、クライアント様にとって良い事だと思います。


利用者が、一番気になる単価の部分ですが、これは全体的にランサーズの方が高いように感じます。
ロゴのコンペで言えば、ランサーズの相場が2万円が普通です。
高いものでは、5万円や、それ以上の金額のものもあります。
一番良かったもの以外にも、賞金が出る制度があるのも魅力です。
採用されなかったものの、二番目に良かったものや、三番目に良かったものをクライアント様が負担をしてくれて、数千円ですが賞金が出るのです。


クラウドワークスのロゴのコンペは、安いものでは数千円からあり、2万円となると高い方になります。
しかし、デザインのレベル的には、クラウドワークスに参加しているデザイナーさんの方が、クオリティが高いように感じます。


私も、使い勝手的にも、雰囲気的にも、クラウドワークスの方が好きで、優先的に使用しています。しかし、ランサーズは、老舗だけあり案件も豊富で、ネーミング案件から、ロゴ作成、HP作成と一連の流れが出来ているように感じます。
この辺も、業者の方が積極営業でサポートしているのではと感じる所ではあるのですが・・・


まだまだ、クラウドソーシングだけでは、生活を支えるのは難しいとは思いますが、今から、地道に実績を積み上げていれば、将来、良い事があるかなと感じています。
実際、クラウドワークスでは、登録していると案件の依頼などが来たりします。
同じころに登録したランサーズでは、まだ案件の依頼は来た事はありません。
この辺も、特徴が出ているなぁと感じます。


クラウドソーシングでは、非対面が原則ですから、仕事をする上で、ある程度の慣れが必要になります。
まずは簡単な案件をこなして、徐々に難しい案件にチャレンジするのが良いと思います。
いきなりボスキャラクラスに挑戦するのではなく、まずはスライムを地道に倒すイメージでしょうか。


クラウドソーシングに興味がある方に、少しでも参考になれば幸いです。