爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

ユーザーインターフェース論

個人的には、ユーザーインターフェースが変わったら、それに最適なシステムに変更するべきだと考えています。
例えば、和式のトイレで、横に棒みたいなのが出ていて、それを下げると水が流れるトイレ、学校とかに多いですよね?
でも、最近では、あのトイレに洋式トイレを設置している所を良く見ます。
ユーザーインターフェースが「和式トイレ」から「洋式トイレ」に変わったんです。でも、あのレバーで水を流すシステムは、そのままの場所って多くないですか?
洋式トイレの場合、便座のフタを上げて使用するため、水を流すレバーが隠れてしまって、見えにくくなると言う欠点があります。
言い換えると、「洋式トイレ」インターフェースには、「洋式トイレ」に最適なシステムがあるのです。

「洋式トイレ」が普及したおかげで、トイレで落ち着いて本を読む人も増えたんじゃないですかね?自分も良く、トイレに本を持ち込んで読んでいます。そうすると、トイレに設置できる本棚があればイイなぁとか考える訳ですけど……
和式トイレの場合、本とか読んだりしませんでした。
これは、「洋式トイレ」インターフェースが普及した事で、副次的に生じた産物と言えるでしょう。トイレの本棚って、意外に需要ないですかね?


別にトイレについて、熱く語りたい訳じゃないんですけど……
アプリケーション開発にも、同じことが言えるんじゃないかなと思います。
ユーザーインターフェースが変われば、それに最適なシステムってある訳です。
予算の関係とか、スケジュールの都合で、ユーザーインターフェースと最小限のシステム変更ばかりを繰り返していると、後で、とんでもない事になる訳です。

ユーザーインターフェースとシステムは、車輪の両輪のようなものなので、一時的にスペアタイヤを使う事があったとしても、しっかりと両輪を揃える必要があると思います。