爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

WEB系の新人が困らないように基本を復習〜MySQLのインストール

前回までで、WEBサーバーをインストールし、ネットワークの設定でブラウザから表示できるようにまでなった環境にDBサーバーのMySQLをインストールします。

MySLのインストール

MySQLのインストールは、以下のコマンドでインストールします。

sudo yum install mysql-server

これだけで、MySQLとそれに関連するパッケージをインストールしてくれます。

MySQL文字コードの設定

MySQL文字コードは、UTF-8に設定しておくと安心です。

sudo vi /etc/my.cnf

上記のコマンドで、MySQLの設定ファイルを開きます。
ファイルの[mysqld]ディレクティブの一番下の部分に下記を追記します。

character-set-server=utf8

これでMySQL文字コードUTF-8に設定されました。

MySQLの起動、停止

MySQLの起動、停止コマンドは、下記の通りです。

起動コマンド
sudo /etc/rc.d/init.d/mysqld start

停止コマンド
sudo /etc/rc.d/init.d/mysqld stop

mysqldをserviceに登録します。

sudo chkconfig --list mysqld

このコマンドで、mysqldが表示されるかどうかを確認します。
表示されなかった場合、以下のコマンドでmysqldを登録します。

sudo chkconfig --add mysqld

確認します。

sudo chkconfig --list mysqld

これでmysqldが表示されるようになったら、serviceコマンドに登録完了です。

sudo chkconfig mysqld on

上記コマンドで、mysqldの自動起動を設定します。
設定が完了した場合、chkconfig --list mysqldの表示結果が以下のようになります。

mysqld 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off

serviceに登録が完了したので、MySQLの起動、停止コマンドが以下でも可能になります。

起動コマンド
sudo service mysqld start

停止コマンド
sudo service mysqld stop

再起動コマンド
sudo servicce mysqld restart
<<|
この辺は、Apacheの設定で行った手順と同じです。

**MySQLの初期設定
以下のコマンドでMySQLの初期設定を行います。
>||
sudo mysql_secure_installation

このコマンドを実行すると、色々と質問されてきますが、全部Enterキーを押してデフォルト値のままで大丈夫です。
rootパスワードの設定のみ、任意のパスワードを入力してください。

MySQLへのログイン、ログアウト

以下のコマンドでMySQLへのログイン、ログアウトが出来ます。

ログインコマンド
sudo mysql -u root -p
任意に設定したrootのパスワード

ログアウトコマンド
exit

以上で、MySQLサーバーのインストールは完了しました。
DBサーバーはデータの永続化のためにSQLと言う言語を使用してデータの保存や削除、参照を行います。
SQLについては、専門書なども多く出ているので、しっかりと勉強してください。