爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

ソーシャルゲームについての考察

自分にとって、ソーシャルゲームは、ちょっとした時間つぶしには欠かせないほどの重要性を持っています。
当然、GREEもモバゲーも、スマホから楽しんでいます。
どのゲームをやるのにも、無課金前提でやっているので、お金はかかっていません。


スマホが、Android4.0にアップデートした時に、Flashが使えなくなったので、どのソーシャルゲームもブラウザから楽しむ羽目になったのは、とても残念でした。
GREEもモバゲーも、スマホからChromeで楽しむ事を想定していないのか、画面サイズが変なのは当たり前。
正しく動作しないものも多くあります。
これでは、ソーシャルゲームとしての成功は難しいでしょう。
人気ゲームは、スマホのChromeでも、キチンと動作しますし、文字の大きさや操作性なども、日々、更新されているのが感じられます。


ソーシャルゲームについて議論する時、必ず問題になるのが、課金ユーザーと無課金ユーザーについてです。
ユーザー側から考えれば、無料で楽しめる方が良いでしょう。
しかし、運営する企業から考えれば、ボランティアでやっている訳ではないので、少なくともサーバー代などのランニングコスト以上の収入を求めます。
そのため、ユーザーの射幸心を煽るような方法で、課金ユーザーを増やそうと試行錯誤しています。
この辺りは、近年に急成長した分野なので、法整備なども甘い部分があります。
ギリギリの線を狙った、悪質なゲームにも多く出会いました。
課金をしないと、先には進めないようなゲームなどです。


個人的には、ソーシャルゲームで成功するためには、課金ユーザーも無課金ユーザーも同様に楽しめるように工夫する必要があると思います。
ただ、これはとても難しい事です。
課金ユーザーは、無課金ユーザーに対して、少しでも優位になるようにお金を使っている訳で、ルールを公平にしてしまえば、みんな無課金ユーザーになってしまうでしょう。
では、どうすればいいのでしょう?
これと言った正解は、多くのソーシャルゲームを運営している会社も必死になって考えている事なので、そう簡単には出てきません。
ただ、良く出来ている人気ゲームは、課金ユーザーと無課金ユーザーとの間に、ゲーム内での市場が出来ているように思います。
トレード機能や、ゲーム内コインなどを上手く使って、無課金ユーザーでも、頑張れば課金ユーザーと同じようなレベルでゲームが楽しめるよう考慮されているのです。
逆に失敗しているゲームは、ゲーム内コインの部分で課金させようとしていたり、トレード機能がユーザーに使われていないなどが見受けられます。


開発者として思うのは、ソーシャルゲーム自体は最初の骨組みさえ出来てしまえば、後はキャラクターデータを追加していくだけです。
ユーザーの楽しませるために、色々なイベント機能を追加する必要はあると思いますが、重要なのはキャラクターデータです。
萌キャラの絵を描いたり、美麗なキャラの絵を描いたりする方が重要になってくるので、開発者としては魅力は感じません。


色々と書いてきましたが、まとめとしては「パズドラは面白い」と言う事で・・・
ではなくて、ソーシャルゲームにハマると、時間泥棒と言う魔物に憑りつかれてしまいます。
用法、用量を守り、正しくお使いください。