WEB系の新人が困らないように基本を復習〜Apacheのインストール
まずは、VirtualBoxから、CentOS6.3を起動し、昨日の記事で作成したroot権限ではない、新規ユーザーでログインしてください。
Apacheのインストール
Apacheについての詳細な説明は省略します。
WEB開発において、よく使用されるWEBサーバーであるとだけは認識しておいてください。
Apacheのインストールには、yumコマンドを使用します。
sudo yum install httpd httpd-devel
これでインストールがスタートします。
sudoコマンドを使用しているため、ユーザーのパスワード入力を求められます。
パスワードを入力すると、必要なパッケージの検索をし、一覧表示してくれます。
これらをインストールするか聞かれてくるのでyと入力してください。
次の質問も、yと入力すればOKです。
自動的にパッケージのインストールがスタートします。
インストールが完了したら、ついでにパッケージのアップデートもしておきましょう。
sudo yum update
これで、アップデートが必要なパッケージのアップデートを自動で行ってくれます。
Apacheの起動、停止
Apacheの起動と停止は、以下のコマンドです。
起動コマンド sudo /etc/init.d/httpd start 停止コマンド sudo /etc/init.d/httpd stop
しかし、これでは長くて面倒なので、serviceに登録します。
sudo chkconfig --list httpd
このコマンドで、httpdが表示されるかどうかを確認します。
表示されなかった場合、以下のコマンドでhttpdを登録します。
sudo chkconfig --add httpd
確認します。
sudo chkconfig --list httpd
これでhttpdが表示されるようになったら、serviceコマンドに登録完了です。
sudo chkconfig httpd on
上記コマンドで、httpdの自動起動を設定します。
設定が完了した場合、chkconfig --list httpdの表示結果が以下のようになります。
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
serviceに登録が完了したので、Apacheの起動、停止コマンドが以下でも可能になります。
起動コマンド sudo service httpd start 停止コマンド sudo service httpd stop 再起動コマンド sudo servicce httpd restart
次回は、起動したWEBサーバーをブラウザから見えるように設定します。