爬虫類嫌いのPython日記

爬虫類が大の苦手の筆者が、Pythonに挑戦。他にも、RubyやObjective-C、Google Appengine、Herokuなど色々とチャレンジしています。

Webサービスのマネタイズについて考えてみた

知人などとも話してみても、口を合わせたように「Webサービスのマネタイズは難しい」と言う答えが返ってきます。
何故、Webサービスのマネタイズは難しいのでしょうか??

基本はサービスと言う発想

Webサービスと言うくらいなので、本質的にはサービスです。
誰かの役に立つとか、何かが便利になるとか言う発想が原点です。
ですから、基本は無料です。
マクドナルドでスマイルが0円なのと同じです。
特に日本にはサービスに対してチップを払うと言う文化がないから余計です。

人気だったWebサービスも、有料化した途端、批判が集中して、魅力がなくなると言うのは典型的な失敗パターンです。

何故、マネタイズが必要なのか?

個人で趣味で公開しているWebサービスであれば、無料でも問題はないでしょう。
広告バナーを張る程度で、その収入だけでも十分と言った場合がほとんどです。
しかし、企業でWebサービスを運営している場合、いつまでも無料を言うわけにはいきません。
経営者の視点から見れば、人気になればなるほど、有料化、収益化と言う事を考えるようになるのです。
しかし、「サービス=無料」と言った考えが根強い中では、なかなか難しい問題だと言えるでしょう。
日本でホテルマンが、チップだけで生計をたてるような感じなのではないでしょうか?

正しいWebサービスのマネタイズ

現状では、考えあぐねた結果、上位プランとして有料化バージョンを用意するパターンと、広告収入と言うのがメインだと思います。
しかし、本当に無料で便利なサービスには、ユーザーの方から気軽にチップが払えるような仕組みがあればイイのにと考えています。
BIGLOBEが始めた「ポチ」と言うサービスは、それに近いので、ちょっと注目しているのですが……
ただ、日本の文化的には普及しにくい考え方かもしれませんね。